僕の英語の学習方法

こんばんは。今回は僕の英語勉強のやり方を簡単に紹介出来たらいいなと思います。

僕は、TOIECの平均スコアが600点です。700点越えを目指して勉強していた時もあったのですがままならず……　しかし、英語の学習法についての本もたくさんありますし、最近は意識をちょっとでも高めて勉強していると、少しだけ上達するようになったかなと思っています。

どの学習法でも多く書いていますが、英語を勉強したらどんなことをしたいか？　という理想の自分図を明確にすると、よりやる気になると思います。僕の場合は、

①とりあえず観光客として外国に行った場合、最低限の会話で困らないようにしたい（切実）

②英語で書かれたペーパーバックを、小説でも哲学書でも無理をせずに読めるようになりたい

③野望として、日本文学の知られざる怪物たち（武田泰淳とか大西巨人とか）の作品の翻訳をしてみたい

こんな感じです。文学が好きなのでやぱりreadingに重きがあるかもしれませんが、いずれお話しするようにlisteningとreadingも深く関わっています。

　前提として、英語の４つの能力が、listening, speaking, reading, writing　ですよね。このうち僕が最もどうにかしたいのがリスニングです。次に成長したいのがリーディング。なのですが、おそらくすべての英語学習本に書かれていることで共通しているのは

英語の学習の基本は　リスニング

だと言えます。英語が聞き取れてないと、そもそも発音できない。聞き取れないものが書けるわけもないし話せるわけもないという事です。「but」をいつまでもカタカナの「バット」として聞いていると、口でも「バット」としてしまってネイティヴの発音にならないということですね。これは最初に紹介する『英語耳』に書いてあります。

反対にいえば、リスニングと音読という練習を頑張れば、スピーキングの能力がそのままつきます。あと意外なことに、リスニングを頑張ることで、リーディング（黙読）しているときも、頭の中で正しい英語の発音が響いて、結局正しく読めていることになるのです。

だからリスニングが基礎。　ということです。

それでは何冊かテキストを紹介します。

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 松澤喜好『英語耳』。言わずもがなのバイブル本です。

　これは、要するに英語の26か48個（忘れた）くらいの母音と子音の音を一個一個的確に発音する練習する本です。lとrの違いとか、think- sink とか、基礎を徹底的にやります。　僕の時代では、中学高校の英語授業でこういうのがありませんでした。だから、発音記号なんかも知らなかったわけです。センターに出るのに……

今はきっと変わってるんでしょうね。『英語耳』のような学習が最初になされてるんだと思います（推測）。

著者の松澤さんも述べているように、本書は「野球でいうところの、バットの素振り練習」であるということです。ストレッチやバットの素振りは、どんな野球選手でも一番最初にやります。基礎の基礎なのです。これで英語の発音の仕組みを知る、と。

ゼロからスタート正しい音読学習

 『ゼロからスタート正しい音読学習』

これは、音読練習がいかに大切か（というか欠かせないか）ということを教えてくれる本です。『英語耳』などで正しい英語の発音が分かったら、今度は単語やセンテンス、パラグラフを自分の口で発音してみる＝　これが音読です。　音読することによって、自分があんまり聞こえたように発音できていないことがわかったり、何度も聴いて何度も音読することで、どんどん「上手い」「ネイティヴのような」発音になっていきます。

収録されている文章はとても易しいです。だからちょっと物足りなかったけど、やっぱり練習にはとても使えます。

英語リスニングのお医者さん

 『英語リスニングのお医者さん』

　英語の発音には、『英語耳』などでも簡潔に紹介されたり訓練パートもありますが、たとえば　She is in the park.という文だったらtheをほとんど言わない（弱音）とか、Take it easyが（ティキッティージー）みたいになるとか、英語独特の発音の変化などの訓練に取り組むことができます。基本的に英語が聞き取れないときは、①単語が分からない　②何らかの発音変化がある　③聞き取れても意味が掴めない

のどれかですが、どれにも対応できるような訓練ができます。補助教材という感じですな。

CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2018年 2月号

仕上げは、僕はこの『CNN ENGLISH EXPRESS』を使っています。毎月買っているわけではありません。というか3月分しかないです。1冊1冊がとにかく内容ボリューミーなので、教材もたくさんあるし、僕が買った2017年の4月号にはトランプ大統領の就任演説のスピーチや、レディ・ガガやテイラー・スウィフトなどのインタビュー素材があってお得でした。

　よく、ネイティヴのその人の発音を完璧に真似るように意識してやるとうまくしゃべれるようになるという言説を見かけます。そういう意味だと、英語を字幕なしでみて、スクリプトを確認してからその俳優の英語の喋り方を癖まで徹底的に真似るという方法もあるみたいです。　僕は、インタビュー記事でガガの英語やテイラー・スィフトの英語などを頑張って聞いています。

今回はリスニングがメインでしたが、リスニングがとにかく大事！　

リーディングについてもオススメの勉強法がありますが、それは『英語耳』に書いてあります。もし『英語耳』で勉強したことなくって発音記号が読めない人は、最初にこれを買ってみてはいかがでしょうか!(^^)!