■はじめに 以下はドゥルーズ『ザッヘル=マゾッホ紹介』(河出文庫、堀訳、2018)を部分的に読んでまとめた文章である。「マゾッホの小説的要素」―「法、ユーモア、アイロニー」―「契約から儀式へ」という三節である。 ザッヘル=マゾッホ紹介 冷淡なものと…
■はじめに 以下は、三木清の大学の卒業論文である「批判哲学と歴史哲学」という単行本で80頁ほどの文章を読んで、雑感をまとめたものである。三木清全集第2巻『史的観念論の諸問題』に所収されている。正直難しい論文である。80頁であるがゆえに、凝縮…
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